おいしい魚がこれだけあるのに、魚がおいしくないと思われている

2009年12月20日放送　テレビ東京　ソロモン流

鮮魚の達人　山根博信さん

いろんな人に話を聞きながらとか、市場で立ち話しながらとか、これは脂ありそうだなとか、これはいかっているぜという話をしながら、たぶん俺は魚にハマっていったんだと思うんです、いつのまにか。奥深いんで、いつか追求してみたいと思いだしたんだよね。
おいしい魚がこれだけあるのに、魚がおいしくないと思われている。まあ、高いということもあるんやけど。それも含めて、漁師さんから、俺も当然仲卸もやる。最終に買って、食べていただける消費者の方まで、みんなが喜んでいただけるような流通を作りたいと思います。

今まで捨てていたものに、価値が見いだせれば、漁師さんの手取りも上がるし、逆に、もしかしたら、ボラの卵の値段が下がって、カラスミというものが、一般の人でも食べれるようになるかもしれん。日本全国にそういうものがまだまだあるんで、いっぱいひっかきまわしにいきます。