低炭素社会とか、炭素循環社会とか言われていますけど、こういう社会を作るには、ユーグレナの能力を余すことなく使うことが必須だと考えています

2009年12月17日放送　ＮＨＫ ＢＳ１　経済最前線

栃木県森林組合連合会　潮田健司さん
間伐材からのバイオオイルを直接燃やすこともできますので、身近なところでは、重油ボイラーの中にも入れることができるのではないかと期待をしています。
今回作っているものも、特に環境を汚すというものでもありませんし、世の中のために役立つクリーンなものになっているのではないかと期待をしております。

大分　新日鉄化学　新事業開発本部　河野巧さん
原料が化石燃料から脱却するというようなことを目指すんであれば、もうバイオマスしかないというふうに思っていますし、その中で、バイオオイル、我々が研究開発をやっている非常に有力な可能性がある方法だと信じております。

東京　文京区　ユーグレナ　出雲充　社長
今後、もっともっと人口が急激に増える途上国の食糧増産ニーズにどのように応えていくのか。ユーグレナを大量に作って、食品化できれば、解決の一つの役に立つと。
低炭素社会とか、炭素循環社会とか言われていますけど、こういう社会を作るには、ユーグレナの能力を余すことなく使うことが必須だと考えています。

琉球大学　瀬名波出　准教授
ユーグレナが非常に過酷な環境で、平気で生きられるというところで、驚きを覚えました。排ガスを溶解させる実験に当たって、しっかり結果が出ているというのが頼もしいというか。