新興国中国の成長パターンが変わるということだと思うんです
2009年12月2日放送 テレビ東京 NEWS FINE
野村証券金融経済研究所 ストラテジスト 芳賀沼千里さん
新興国中国の成長パターンが変わるということだと思うんです。日本の70年代の前半、為替が上がって、資産バブル、原油高、ここ何年間で中国が経験したことなんですね。一人当たりのGDPもだいたい3000ドルを上回って、同じ時期というのは72-73年なんです。じゃあ、日本の70年代に何があったかというと、70年代の前半までは、鉄鋼とか、造船が日本の経済を引っ張っていましたけど、その後80年代に軽薄短小、そういう意味では省エネルギー、エネルギーを使わない経済を作っていったんですね。さらに、このころ、所得が伸びるとともに、都市化、女性の社会進出が進みましたので、サービス消費が非常に広がったというのも、実はこの当時の日本の特色で、実は今後のアジア、あるいは中国というのもそういう成長に、ここ何年かとは違った新興国が出てくるんではないかなというふうに見ています。
« 日本発の新値更新というパターンにはなかなかなりずらい | トップページ | 体の幸せということを感じるためには、体の時間に合わせた生き方をやっぱりある程度しなければいけない »
「NEWS FINE」カテゴリの記事
- こういうパニック売りの時にこそいい銘柄を探して物色していくというスタンスも十分必要かなと思っています(2011.09.30)
- リーマン以降、アメリカのバランスシート調整というのはかなり進んでいて、金融機関は財務体質がかなり改善していますのでね。あの時のような景気後退というのはないだろうというふうに思っていますね(2011.09.29)
- 任天堂はなぜゲーム専用機×オンライン型というと、彼らは優れたゲームソフトを作る開発力というのは際立った優位性を持っているんですね(2011.09.28)
- 水産の復興には漁業の復興もあるんですが、加工が要だというふうにいいたいと思います(2011.09.27)
- 叩きこむような4日連続安ですから、これは最終局面に来ているというふうに思います。(2011.09.26)
この記事へのコメントは終了しました。
« 日本発の新値更新というパターンにはなかなかなりずらい | トップページ | 体の幸せということを感じるためには、体の時間に合わせた生き方をやっぱりある程度しなければいけない »
コメント