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過剰流動性によって資金が流入した市場から、業績の裏付けのある銘柄に資金がシフトするという可能性があります

2009年12月16日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト

東海東京証券アメリカ 矢﨑正さん

FFレートの先物で、予想確率をみると、現時点では、来年半ば以降の利上げが高いとみられています。米国のGDP成長は今年7-9月期にプラスに転じて、予想では今後しばらくはプラス成長が見込まれています。雇用も改善傾向となり、来年中ごろにプラス成長が1年継続ということになれば、さすがに緊急避難的なゼロ金利の状況は不要になってくるというのが市場の見方です。
世界的な低金利で、過剰流動性が生まれて、株式市場もその恩恵を受けています。これを一般に金融相場と呼びますが、その資金の流れが止まる、または、資金が逆流することになる利上げは株価にとっては一旦マイナスです。株式市場は半年先の事象を織り込むと言われ、来年半ば以降に政策金利上昇との予想が、今の株価の上昇を抑えている一因と言えます。
長期的に見れば、金融相場のあとに、業績相場というのが来ることになります。金融相場は不景気の株高と言われ、政府支援による過剰流動性に助けられますが、業績相場では、民間の企業業績の好転が株価をけん引します。
短期的には、業績相場に移行する前に、株価がいったん調整する可能性もありますが、調整自体はどの程度、いつなるかというのはなかなか難しんですが、過剰流動性によって資金が流入した市場から、業績の裏付けのある銘柄に資金がシフトするという可能性があります。

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