そういう人は早く死ねとか、そういう社会ではなくて、そういう人もみんなの輪で支えていく
2009年12月1日放送 NHK総合 爆笑問題のニッポンの教養
よりよく死ぬために
死生学 東京大学 教授 清水哲郎さん
理想の死、返ってこういうことをやっていると、どんな死に方もありじゃないかというふうに思っちゃうわけですよね。おおいに社会的な支援というか、介護保険でも何でも使って、大いに使って、みんなに面倒を見てもらって、みんなに迷惑というか、世話になって、それで最期を送るというのも、これもいいかなって。この社会のためにはいいような気がしているんだよ。この社会はそういうようなお年寄りとか、そういうような人のことも、みんなで面倒をみる社会ですよと。そういう人は早く死ねとか、そういう社会ではなくて、そういう人もみんなの輪で支えていく。みんながそうなれば、そういうことをするのが当たり前の社会になってきますよね。今、人さまのお世話になって生きるのは嫌だとか、そういう意識持っている人も結構多いですから、そういう死に方、死に方というよりも、生き終わり方、それもいいかなと思って。
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