点数を取ることは、どういうふうにして取るんだよという取り方を知っている監督ですよ、木村和司監督は

2010年1月23日放送　ＮＨＫ　ＢＳ１　Ｊリーグタイム

宮澤ミシェルさん

昨シーズン、非常に活躍してくれた選手だし、190センチあるということで、やはり強い平山がみたいですよね。ポストプレー、ヘディングはもちろん、ポストプレーでもボールを奪われない平山を見たい。ゴールの意欲は出てきましたよ。10ゴール取ってほしいな。

チームがディフェンスが強いというイメージがあるんですよね。ここ何シーズンか。これをどうやって攻撃力あるぞ、あのチームはっていうふうに変えていけるか、ディフェンスを保ちながらね。点数を取ることは、どういうふうにして取るんだよという取り方を知っている監督ですよ、木村和司監督は。小さくまとまらないで、やり切ってほしいね、和司さんにはね。

多少時間はかかります。しかし、能力の高い選手だし、国際経験も豊かだから、いろんな国行ってやってきているときに、アジャストするのは上手いんじゃないかなと思います。言葉が通じるところに帰ってきたわけですから、稲本選手も小野選手も自分のプレーを出して、それぞれ特徴が違う、小野選手はどこで使われるのか、トップ下なのか、ボランチなのか、トップ下がいいよね。稲本選手はワンボランチで、その前に谷口と中村をあてて、4－3－3が成り立つのかなとか、バリエーションが増えますよね。

昨年レッズが一番困っていたバイタルエリアの崩し、それをパスで崩せる、相手の逆を取って、特に左利きですしね、読みずらいし、逆を取ってパスで崩せる彼と、自分の動きだしで、3人目の動きだとか、2列目から飛び出していく動きで、彼はそれを崩せるんで、得点力も上がってくるんじゃないかなと。

選手たちにＪ1に上がって、アグレッシブさを出せということだと思うし、僕、同期なんですけれども、反町監督は、非常に戦略家だし、長いシーズンもＪ2で戦ってきて、チーム力はベースはあると思うんですけど、そこからＪ1の厳しさもわかっている監督ですから、何かプラスしてくる。考えますよね。反町監督は考えます。