豊作ならうれしいし、家畜の死と立ち合うと悲しいし、そういう土を軸とした喜び、怒り、悲しみを含めた楽しさは農業にありますよね
2010年1月5日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀
命の農場で、土に生きる
農家 金子美登さん
おいくらですかと言われると、嫌なんですけどね。自分の子供みたいなもんだから。大事に食べてもらっていると思います。
温暖化と気象変動で、今まででしたら、今年はどんな天気だいと言えば、だいたいお年寄りに聞くと、今年はへいこうだいとだいたい分かったんですけれども、全く読めない。ですから、なおさらいい土を作って、あとは瞬時に判断する能力を鍛えておかないとというか、そういうんでないと、できない時があるんですよ。ただし、ゆきの園の場合、少量多品目ですから、一品目だけ作っていて、異常気象でできない時は、壊滅的な打撃になるんで、そういうことはないですよね。
土を軸にした自然の営みの中の喜怒哀楽ですね。豊作ならうれしいし、家畜の死と立ち合うと悲しいし、そういう土を軸とした喜び、怒り、悲しみを含めた楽しさは農業にありますよね。
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