本というのが一番歴史が長くて、ものすごいコンテンツがたくさんありますよね

2010年1月18日放送　ＮＨＫ ＢＳ１　経済最前線

米国ソニー　野口不二夫　上級副社長
本というのが一番歴史が長くて、ものすごいコンテンツがたくさんありますよね。これは間違いなく瞬間的なブームというものではなくて、デジタル化していく電子書籍というのは、とても大きな流れになっているというふうに実感しております。

ＵＳＡトゥデー　電子コンテンツ担当　クレイグ・マッキニスさん
新しい収益源はないかと日々探している。電子書籍は間違いなくその有望株。

ＩＭＦ　ストロスカーン専務理事
中国経済の回復は、大部分が公的な支援に下支えされているもので、民間の需要は非常に弱い状況です。民間需要が持続可能な経済成長をもたらすほどに強まれば、その時が中国にとって出口戦略を始めるタイミングとなるでしょう。

東短リサーチ　チーフエコノミスト　加藤出さん
加速度的にどんどんマイナス幅が膨らむということはないと思うんですけど、ただ急激にアメリカの銀行が積極的に貸し出しを増やす、あるいはそのほかへの投資を非常に大胆にやっていけるかというと、そこまでのリスクを取れる力はまだないということだと思います。銀行の活動がより本格的に活発化するためには、資本の力をより蓄えていく必要もありますし、また優良な資金の借り手というものが増える必要も同時にありますので、まだ回復のペースという点では、ゆるいものになりがちだと思います。