我々は賃金を下げるのは決して本意ではありませんけれども、このまま放置をしていたら、正社員の条件を守ることができるのかどうか
2010年1月30日放送 NHK総合 経済ワイドビジョンe
賃金一本化を実現 広島電鉄労働組合 委員長 佐古正明さん
一つの職場の中に、雇用形態の違う労働者が混在をすることによって、職場の輪と言いますかね、コミュニケーションと言いますか、そういうものが取りずらくなっているんではないかということを一番感じましたよね。我々は賃金を下げるのは決して本意ではありませんけれども、このまま放置をしていたら、正社員の条件を守ることができるのかどうか、その将来性を一番懸念しました。ですから、こういう方策しかなかったと言えば、なかったと思います。
船大工の7代目 建築業に進出 高橋工業 社長 高橋和志さん
苦労というのは、船を作る感覚と建築を作る感覚、建築は動かないし、船は動くというのと、もうひとつは、仕事の中で使う言葉が、言語がちょっと違う。船でいえば、右左、面舵、取舵、建築で東西南北、東面、南面と、この建築の言葉を、うちの従業員はみんなマグロの船員さんたちが来ていますから、その方たちに、どう船の用語で説明するかというところが。建築業というのは、船でいえばそういうことだと、これを理解していただくのが一番難しい、大変だったですね。
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