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世界中の投資家や中央銀行のドル売りで、ドルは崩壊し、アメリカと世界経済全体への壊滅的な打撃となりかねません

2010年1月18日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト

ピーターソン国際経済研究所 フレッド・バーグステイン所長

ドルの国際的な地位のよって、アメリカは確かに恩恵を受けています。貿易赤字や財政赤字が増えても、外国からお金を借りやすいのです。しかし、借金を返さず、赤字が増え続ければ、いつか外国はお金を貸すことを止め、ドルは崩壊します。もし外国人がお金を貸し続けても資本流入でお金がだぶつき、金融危機が再燃しかねません。
世界はドル一極からマルチ通貨の世界に向かっています。アメリカにとっては貿易赤字の穴埋めがより難しくなります。貿易黒字国はドル以外の通貨で資産を保有しやすくなるからです。しかしアメリカにとってはこれはよいことです。アメリカは経常赤字により注意を払い、財政政策も慎重なものとなるでしょう。
アメリカの経済政策への信頼が失われたり、経済の基盤への懸念が生じたりすれば、世界中の投資家や中央銀行のドル売りで、ドルは崩壊し、アメリカと世界経済全体への壊滅的な打撃となりかねません。財務長官やFRB議長はこのことをよく認識しているので、市場を動揺させるような発言を避けるのは十分理解できることです。

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