遠回りしてきた分、すぐに主演になる方もいる世界じゃないですか、やっぱり遠かった分、重みを感じますよね
2010年2月20日放送 NHK総合 トップランナー
俳優 北村一輝さん
脇役でもポジションによりますけど、例えば、2番手3番手になると、主役を立てなきゃ、よく見えるために、主役がよく見えるところに入ったりとか、よく見えるように自分のセリフちょっとはやめてみたりとか、でも、相手は気付くんですよ。誰も見ててもわからないんですけれども、トスを上げるというんですか、バレーボールで。ものすごい打ちやすいトスを出す、それはやっている人同士は分かって、終わってありがとうとか言われるとうれしかったり、いろんな経験、もちろんしたいですし、今回、連ドラで主演とかさせていただいたのもすごく勉強にもなりますし、役が大きいから、小さいからというよりも、どっちも面白いですし、ただ、主演って格好いいなっと思います。昔あこがれたのが主演ですから、子どもの頃というのは、ちゃんと夢を与えられる役とか、もっとやりたいなと思いますし、主演、単純に格好いいです。遠回りしてきた分、すぐに主演になる方もいる世界じゃないですか、やっぱり遠かった分、重みを感じますよね。
死ぬ前に答えが出そうな気がする。いろんな考え方がありますけど、ほぼ自分だと思います。人生の自分がほとんどですもん、今。なので、演じるというのは、仕事です。誇りを持っている仕事ですね。仕事っていうのは、冷たい言い方ではなくて、仕事としてやっておかないと、プロじゃないだろうし、プロというのは、ちゃんとお金をもらって、ちゃんと仕事をすることだろうし、好きだけではできないことって、多々あると思うんですよ。だから、そういう厳しいプロの世界でやっていきたいと思っているから、あえて仕事っていうのかもわからないです。
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