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苦悩があるから、しんどいから不幸であってと簡単に考えるのではなくて、意味をそこに見いだせれば、それは絶望ではない

2010年2月16日放送 NHK総合 爆笑問題のニッポンの教養

私は ここに いる

障害学 東京大学 先端科学技術研究センター バリアフリー分野 教授 福島智さん

私は何が幸福か、不幸かというのは、人によっていろいろあるだろうけど、すごいしんどい経験をした時に、辛さ、苦悩というものも何か意味があるんじゃないかなと思うことにしようと。実は、同じようなことを言っている人がたくさんいることが分かって、ナチスドイツの収容所に入れられた経験のある人で、ヴィクトール・フランクルという人がいるんですが、彼の本を読んでいて、すごい公式にであったんです。その公式は、絶望=苦悩-意味というような、左辺に絶望があって、絶望=苦悩-意味、これは何を意味するかというと、-意味を移行したら、絶望+意味が苦悩という形。意味がない苦悩が絶望である。苦悩と絶望は違うんだと彼はアウスビッツの経験から言っていて、私は、同じことを18歳の時に考えて、全然違う時代と状況で、似たようなことを考えているということであって、感動しましたし、何が幸福か、不幸かと考える、三つのフィールドの中ですごく重要な意味を持つのかなと。苦悩があるから、しんどいから不幸であってと簡単に考えるのではなくて、意味をそこに見いだせれば、それは絶望ではない。新しい豊かな人生が見つかるかもわからないけれども、だけど、そのことと具体的にどんな取り組みをするか、社会としてどんな取り組みをするかという話と分けながら、議論して、その関係を考えていくというのは、大事だなあと。

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