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裏側にあるCTAと言われるヘッジファンド、彼らがまさに債券先物との裁定、ユーロ円との一種裁定的な動き、これをやっていますんでね

2010年2月25日放送 日経CNBC ラップトゥデイ

経済解説部 中嶋健吉さん

今日もまたまた先物主導といっていいんでしょうね。先物の売買枚数が8万枚を越えてきているんですよね。現物が非常に少ない割には、ちょっと目立つ売買枚数だなって感じがしますね。

結果的に、ここのところクレディ・スイスの手口等々を紹介していますけれども、その背景にある、裏側にあるCTAと言われるヘッジファンド、彼らがまさに債券先物との裁定、ユーロ円との一種裁定的な動き、これをやっていますんでね、いつ買い戻しという形で日経平均が買われるか、この辺が一つの注目になってきている感じがしますよね。

とどのつまりは12月のSQ2週間前に底を打ったという見方を取っているんですよね。今回はちょうど3月のSQの2週間前となりますと明日あたりがそんな感じになるということ。そのためには、今日のニューヨークも含めて、ドンと下押した形で弾みをつけたいなという感じがするんですが、さあどうでしょうかということですが、そういった見方が出るほど必ずしもすべてが弱気にはなっていないということはちょっと注意して見ておきたいなという感じがしますよね。

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