値ごろ価格よりも安くしたからと言って、お客さんが一つ買うのを二つは買っていただけないんですね
2010年2月15日放送 テレビ東京 カンブリア宮殿
アイリス流 不況無縁経営
アイリスオーヤマ 社長 大山健太郎さん
景気がよいというのは、ものがよく売れるんですね。物が売れていれば、あえてお店が新しい商品に入れ替えをするという行為は実は少なくなるんですね。2009年のように、非常にものが売れなくなって、既存店の売り上げが下がるとなれば、小売りの皆さん方は既存の商品だけでは売り上げが稼げないから、何とか新しい商品を導入しようとなるわけですね。そうなると、業界の中で、当社が新商品を作ってございますので、そうなると、当社の新商品の導入率が上がると。
僕は追いかけてきたものを叩くよりも、次に新しい市場を開発、開拓していくというんでしょうかね、もちろん高いよりも安いほうがいいんですよ。ですけれども、値ごろ価格よりも安くしたからと言って、お客さんが一つ買うのを二つは買っていただけないんですね。それよりも新しい畑、新しい種を植えたほうがいいんではないかと。
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