それを1年生監督に求めるのはちょっと難しいですから、彼の周りのスタッフ、もう少し助言するなりした方が良かったかなと思いますけどね
UEFAチャンピオンズリーグ09/10
~決勝ラウンド ベスト16(2ndLeg)~
マンチェスター・ユナイテッド
-Manchester United-
VS.
ミラン(イタリア)
-AC Milan-
解説:粕谷秀樹さん 実況:八塚浩さん
試合日:2010年3月10日
会場:オールド・トラッフォード, マンチェスター, イングランド
4対0、マンチェスター・ユナイテッド、これでベスト8進出を決めました。ルーニー、今日も2ゴール。ファーストレグと合わせて、このミラン戦は4ゴールです。
セードロフ投入というレオのプランを彼のゴールが押しつぶしたんですけど、そういう意味では非常に大きな1点でしたよね。ルーニーの後半の立ち上がりの1点というのはね。
リオ・ファーディナンドとフレッチャーと声をかけ、今カメラはベッカムをとらえています。試合の方は完璧なるユナイテッドの勝利。4対0で、ユナイテッドがセカンドレグをものにしています。トータルで7-2というスコアになりました。カメラはずっとベッカムをとらえています。
もうちょっと活躍する場面をシーンを見せたかったんでしょうけどね。本人も温かい拍手があることで、ちょっと幸せな感じなのかもしれないですけど、負けたことはもちろん悔しいとは思いますけどね。
今日のこの日のことを考えると、ずっと興奮しているんだ、そういうふうに語っていましたららね。それが実現したわけです。そして温かく迎えられましたベッカム。ユナイテッドのサポーターにしてみれば、今日はひやひやする場面が少なかったです。安心して見ていられましたね。逆にミランはこの後のリーグ戦、セリエAが心配です。
条件に基づいて考えれば、もっと攻撃的にいかなければいけなかったわけですよね。それができなかったところで、レオナルド監督、責められるところはあると思いますけどね。一言で言ってしまえば、ファーガソン監督との経験の差というのが出てしまったと思いますよ。ファーガソンであれば、その辺はかなぐり捨てて、普段の常識を勘案してやる時もありますし、例えば、チェルシー時代のモウリーニョだったら、試合中にフォーメーションを変えて、いざという時に備えるということもありましたから、その辺の大胆不敵さというのが、今日のレオナルドには求められたんでしょうね。くどいようですけれども、それを1年生監督に求めるのはちょっと難しいですから、彼の周りのスタッフ、もう少し助言するなりした方が良かったかなと思いますけどね。
とにかく1点目、ルーニーの13分、あれ効きましたね。
46分の追加点とね。
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