アンリが入ることによって、バレンシアのディフェンスラインはプレスを掛けられなくなって、横に広げられるし、裏やられるしということで、周りがどんどん生きだしてくる
2010年3月18日放送 WOWOW リーガダイジェスト 第26節
解説:宮澤ミシェルさん
司会:川平慈英さん、竹内夕己美さん
バルセロナ3-0バレンシア
メッシのハットトリックでバルセロナ快勝です。
メッシも言っていたんですけど、アンリが入ってバルサは流れ変わりましたね。
前にポイントができて、しかも流れ作れるから、前半はバレンシア、上手く戦っていたんですよ。中央を固めてね。
メッシは少し引いたことろでボールをもらった方が居心地よさそうですね。
間違いないですね。いつも前を向いた状態で彼はボールに触れるというのをバルサは作りたいわけですからね。そのためには、サイドがいいし、スピードに乗れるしね。
結局、アンリが真ん中で、メッシを前に向かせる。
アンリが入ることによって、バレンシアのディフェンスラインはプレスを掛けられなくなって、横に広げられるし、裏やられるしということで、周りがどんどん生きだしてくる。前半と別のチームになっちゃいましたよね。前半よくなかったですよ、バルセロナは。バレンシア頑張っていました。
バルセロナはああいうラインの止め方3回ぐらい破られているね。ジギッチみたいに2枚目から出てきた奴にポッとやられているという、バルセロナ反省点でもあるね。あれ、どうにかしなくてはいけないなあと思います。
バジャロリード1-4レアル・マドリード
レアル・マドリード、8連勝で首位をキープです。
チャンピオンズリーグでリヨンに負けて、意気消沈するのかなと思いきや、全然、リーガだけは渡さないぞ的な。
集中していくでしょうけどね。でも点数も取れるようになってきたし、点数は爆発力があるんですけど、コンビネーションがよくなってきたということね。元から点数は取れるんだけれども、それにグループ力が加われば、何とかいいバルセロナ相手にはなりますよ。
カカは大きくスペースを使ってくれるし、局面を流れを変えてくれる選手だけれども、1対1でゴールするとか、そういう選手じゃないですよね。チームにとって、周りを生かすという仕事も出来て、いいところで点数も取れるという、この二つができる。だから、給料は高い。
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