いざという時に、かゆいところに手が届くようなサービスをあの会社はしてくれるんだという信頼が必要ですね
2010年3月11日放送 NHK BS1 経済最前線
損保ジャパン 佐藤正敏 社長
海外を見てみますと、いわゆる従来発展途上国と言われた中国、インド、ブラジル、こういうところが経済成長を遂げて、そこに中産階級が生まれています。保険というのは非常に政府の規制を受けやすい業種なんですね。金融の一つですから。ですから、アジアの各国においても、国ごとにその法制、ルールが違います。それぞれの国の法制とか、その国の市場の状況とか、それに合わせて、一つ一つ違うパターンを編み出していかなければいけないですね。
やっぱりNKSJグループは、寄って立つ基盤が個人のお客様なんですね。個人のお客様にこのグループは強いと。もともと保険というのはいざという時に使っていただくものなんですから、いざという時に、かゆいところに手が届くようなサービスをあの会社はしてくれるんだという信頼が必要ですね。ですから、我々は成長させながら、お客様、あるいは社会全般のステークホルダーの方々に、NKSJグループの会社は信頼できるねと、こう思っていただくことが重要だと思っています。
« やはりこの1年振り返ると、大きすぎて潰せないというのが、相場の転換点で出てきているのが分かると思います | トップページ | 外資系企業の進出も前回ほどは望めておりませんので、今後の空室率の減少ペースといったものは緩やかになると考えております »
「経済最前線」カテゴリの記事
- 満潮の時も干潮の時も一喜一憂するばかりでなく、持続的な成長に向けて、誰もが安心して働くことができる経済社会を目指していく(2010.03.27)
- コストの削減が落ち着いた段階では、是非保険料面でも還元ができるような形になったらいいなというふうに強く思っているところです(2010.03.25)
- 実際に追加緩和の策の中身があまり大きなものではないとしても、その効果という点で言いますと、少なくともマーケットに与える効果はそれなりに大きかった(2010.03.24)
- 私どもは、価値の中で、価格というのは非常に大きな部分を占めているというふうに感じております(2010.03.19)
- あなたのように成功し、返済を確実にしていても、そんなに貸せませんと。私の実績や人柄を知っているはずなのに傷つきました(2010.03.18)
この記事へのコメントは終了しました。
« やはりこの1年振り返ると、大きすぎて潰せないというのが、相場の転換点で出てきているのが分かると思います | トップページ | 外資系企業の進出も前回ほどは望めておりませんので、今後の空室率の減少ペースといったものは緩やかになると考えております »
コメント