小さな衛星で、どれだけ高い機能を実現できるかといったところで世界と勝負すれば、絶対に日本は勝てると思います
2010年3月8日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
東京大学 航空宇宙工学専攻 中須賀真一 教授
超小型衛星を実用化したいんですね。お遊びでもなく、教育でもなく、実用な衛星として世界と勝負したい。だから海外に売り込んでいきたいんです。
大きなところで勝負しても駄目なんですよ、日本は。小さな衛星で、このサイズで、このコストで、といった中で、どれだけ高い機能を実現できるかといったところで世界と勝負すれば、絶対に日本は勝てると思います。
千葉 柏市 アクセルスペース 中村友哉 CEO
民間会社さんにとっては、一つのプロジェクトに対する投資というイメージで衛星を作ることができることになりますので、ビジネスに乗ってくると我々は考えています。
千葉 美浜区 ウェザーニューズ WNI衛星プロジェクト 山本雅也さん
今、アメリカの国策で衛星のデータは自由に使っていということになっていますけれども、それの保証がいつまであるか全然わからない状態。ヨーロッパ単独でやっているものに関しては、非常に高いコストを付けてきていて。
自前の情報がほしいと。自前の情報はいつでも、自分たちの好きな時間に、好きな場所で見ることができるということで、それは非常に大きな我々にとっての武器になる。
こんな衛星サイズでできるようになってしまった。恐ろしい技術の進歩だ。
東京 港区 宇宙開発戦略本部 経済産業省 宇宙産業室 金子修一 室長
アジアであるとか、中南米であるとか、アフリカ、中東、こういうような宇宙新興国と我々呼んでおりますけれども、新しくニーズがある地域が増えてきております。新興国のようなところの市場獲得というのが宇宙産業の育成には一番のポイントになってくると思います。
東京 府中市 NEC府中事業場 NED宇宙システム事業部 小川俊明さん
アメリカ、そしてヨーロッパといったところでも小型衛星の需要というのが増えておりまして、開発が進んでいます。同じ大きさにもかかわらず、倍以上の性能を持ったものというのを目指しておりますので、そういったところのニーズというのは必ずあると思っております。
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