逆に壊すまで使ってほしいという思いもありますから。壊してくれと思いますもん。そういう気持ちで今やっています
2010年3月23日放送 NHK総合 プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル
プロサッカー選手 三浦和良さん
そこに自分自身プレーヤーとしてプライドもありますし、こだわりがありますから、自分ができると思っていますし、僕より若い人しかいないんですけど、若い20代30代の選手に自分自身プロサッカー選手として負けないと思っていますから、自分は先発で出て、90分いいプレーができると信じていますし、だから毎年1月にはグアムにも行くし、キャンプで、この1日を休んだ方がいいんじゃないかという体の時もあるかもしれません。でも、休まないでやるのは、90分出たいからです。年齢のこといつも言われますから、壊れちゃいけない、壊れちゃいけない、逆に壊すまで使ってほしいという思いもありますから。壊してくれと思いますもん。そういう気持ちで今やっています。
僕は僕のレベルで、悔しさや残念さはありますけど、もっと悔しい思い、残念な思いをしている人、たくさんいますから。
やっぱりワールドカップに出たいという気持ちというものは全く変わってないですね。ただ、現実的ではないかもしれませんけど、ワールドカップは今でも自分の夢ですから。これは今でも持っていますし、あそこに立ちたいというプレーヤーとしての欲望というか、そういうものは20年前と今も変わってないです。
自分を本当に必要としてくれて、目標を持っているチームだったら、やっぱりやりたいです。それがJ2よりも下のカテゴリーであっても、チームが意欲的で、情熱を持って経営して、クラブとして成長しようとしているチームだったら行きたいです。それはカテゴリーを落としてでも行きたいです。僕にはサッカーしかないですから。ひとつのことを続けてやってきたのもサッカーですし、これしか僕知らないですし、サッカーをすることしか知らないですから。サッカーで人生を学んできましたから。そう簡単にやめれるもんじゃないんですよ。
もしかしたら、あそこからがサッカーの人生の始まりだったのかもしれないね。そこまではもしかしたらもう、本当にこう言っては何なんですけど、余興だったのかなっていう、あそこから本当にこう、自分がどうなるかっていう、サッカーの神様が与えたものじゃないの。お前はここからどうやってサッカー選手としてやっていくんだと。そんなような気がしますね、サッカーの神様がいるんだったら。
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