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日本経済の今のデフレで苦しむ日本経済といったものを何か一つ将来に対して脱皮できるきっかけにしていきたいなとこういうふうに思っています

2010年3月5日放送 NHK BS1 経済最前線

丸紅 朝田照男 社長
各国のいわゆる生活水準が上がっていけば、そして経済発展がどんどん拡大していけば、当然食の文化というのは大きく変わっていくわけでして、従来の食といったものから、いわゆる西洋的にもなる、中国が今その過程にあるわけですけれども、同じような部分の波というが、いずれASEAN諸国に入ってくる。ゆくゆくはベトナム国内に限らず、新たなこれから成長が期待できるカンボジアでありますとか、ラオスでありますとか、こういった部分でのビジネスモデルを移していきたいなというのが我々の願いであります。
どんどん新興国の経済が拡大していくと、水の確保というのは極めてクリティカルなイシューになってくる。中国、ASEAN、そして南米、これが水事業についても我々の最大のターゲットとする市場でありまして、こういった今までの実績を元に、さらに水事業を拡大していきたいなというふうに思います。
アジアの経済が発展することによって、アジアマネーが日本の金融市場に入ってくる、あるいは日本の資本市場に入ってくる。こういったことによって、外からのお金をとりこむことによって、日本経済の今のデフレで苦しむ日本経済といったものを何か一つ将来に対して脱皮できるきっかけにしていきたいなとこういうふうに思っています。

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