日本経済の今のデフレで苦しむ日本経済といったものを何か一つ将来に対して脱皮できるきっかけにしていきたいなとこういうふうに思っています
2010年3月5日放送 NHK BS1 経済最前線
丸紅 朝田照男 社長
各国のいわゆる生活水準が上がっていけば、そして経済発展がどんどん拡大していけば、当然食の文化というのは大きく変わっていくわけでして、従来の食といったものから、いわゆる西洋的にもなる、中国が今その過程にあるわけですけれども、同じような部分の波というが、いずれASEAN諸国に入ってくる。ゆくゆくはベトナム国内に限らず、新たなこれから成長が期待できるカンボジアでありますとか、ラオスでありますとか、こういった部分でのビジネスモデルを移していきたいなというのが我々の願いであります。
どんどん新興国の経済が拡大していくと、水の確保というのは極めてクリティカルなイシューになってくる。中国、ASEAN、そして南米、これが水事業についても我々の最大のターゲットとする市場でありまして、こういった今までの実績を元に、さらに水事業を拡大していきたいなというふうに思います。
アジアの経済が発展することによって、アジアマネーが日本の金融市場に入ってくる、あるいは日本の資本市場に入ってくる。こういったことによって、外からのお金をとりこむことによって、日本経済の今のデフレで苦しむ日本経済といったものを何か一つ将来に対して脱皮できるきっかけにしていきたいなとこういうふうに思っています。
« 非常にチャート的にはいい状況になってきていると思いますですね | トップページ | 一時期は、銀行の貸し渋りというものが話題となりましたけれど、現在は企業側の借り渋りという状況になっていますね »
「経済最前線」カテゴリの記事
- 満潮の時も干潮の時も一喜一憂するばかりでなく、持続的な成長に向けて、誰もが安心して働くことができる経済社会を目指していく(2010.03.27)
- コストの削減が落ち着いた段階では、是非保険料面でも還元ができるような形になったらいいなというふうに強く思っているところです(2010.03.25)
- 実際に追加緩和の策の中身があまり大きなものではないとしても、その効果という点で言いますと、少なくともマーケットに与える効果はそれなりに大きかった(2010.03.24)
- 私どもは、価値の中で、価格というのは非常に大きな部分を占めているというふうに感じております(2010.03.19)
- あなたのように成功し、返済を確実にしていても、そんなに貸せませんと。私の実績や人柄を知っているはずなのに傷つきました(2010.03.18)
この記事へのコメントは終了しました。
« 非常にチャート的にはいい状況になってきていると思いますですね | トップページ | 一時期は、銀行の貸し渋りというものが話題となりましたけれど、現在は企業側の借り渋りという状況になっていますね »
コメント