これから、買い物難民対策の対応のビジネスというのは、非常に伸びる可能性があるというふうに考えられます
2010年3月3日放送 テレビ東京 ワールドビジネスサテライト
東京 港区 ユニ・チャーム ペットケア 児玉博充 取締役
室内飼育化、小型犬化、肥満化、高齢化というのが4大潮流というふうに我々考えています。
お年寄りの猫ちゃん、ワンちゃんを飼われているお客様の方が、より愛情を注ぐ。1か月にペットフードにかける支出も1.5倍ぐらい、余計お金をかけるということが、これ、調査でもわかっています。
ルイ・ヴィトン マルティエ イヴ・カルセル会長兼CEO
数年まえまで日本では高級品の市場が過剰ブームだった。過去2年ぐらいの間に、日本の市場は最適化、正常化してきた。引き続き投資を行い、直営店の方式や投資は継続していく。
世界の実験室の一つとして、日本での試験的な運用を続けていく。
日常のファッションで浮いたお金や節約したお金で、時には高級品を買うために使うようになる。我々にとって、それは朗報であり、打撃を受けるのは中間の分野ではないか。
中国は注目すべき成長を遂げている。世界全体でも成長していることは確かだ。
今年は3カ国、新たに出店する。それはドミニカ共和国、ポーランド、レバノン。
千趣会 行待裕弘 社長
我々のお客さんの97-98%まで女性です、必ずその横には男性がいらっしゃる。今や100%近い購買権限が女性に移っていますから。
女性の買い物の言い訳商品として男性ものを入れてた。靴下一つ、旦那さんのやつを買っておこうかと。
最終的にお金を出すのはほとんどは旦那さんだろうと思うんですが、これでいいかいという質問は必ず奥さんにもかけるだろうし、今や100%近い購買権が女性に移っていますから。
ボストンコンサルティンググループ 森健太郎 パートナー
夢見るCFOと我々呼んでおりますけれども、女性が実に全商品の64%、BRICSよりも大きな市場を占めていると。
金融と医療、この二つが一番消費者、女性の方の不満が大きい業界。成熟している先進国ですと、今後増える市場の大半を女性の分が占めるんではないかと。
日本総合研究所 山本精一 上席主任研究員
都心の団地、高齢化した団地などでも、非常に問題が顕在化してきておりまして、ますます買い物難民というのは増えていくのではないかと考えられます。これから、買い物難民対策の対応のビジネスというのは、非常に伸びる可能性があるというふうに考えられます。
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