作業するときも、失敗したらどうしようではなくて、失敗したらそのとき考えればいい
2010年3月28日放送 NHK総合 課外授業 ようこそ先輩
南極流!雪の大お食事会
元南極観測隊隊員 西村淳さん
考え方がネガティブな考え方をしていると、全くやってられない世界になってくるかもわからないです。材料一つであっても、なくなったらどうしようというふうに最初思っているんですよね。それが、2回目では、これがなくなったから、日本に帰る日が近づいてきたというふうに考えるようになりました。例えば、作業するときも、失敗したらどうしようではなくて、失敗したらそのとき考えればいいというふうに、そういう意味では焦らなくなったし、パニックにもならなくなりましたね。
彼らは、自分たちの己の力を過信したメニューを今回出してきたんです。普通にやって、放っておいたらたぶん二日ぐらいかかります。それを2,3時間で作らなければならない。もちろん手を貸すんですけど、たぶん彼らは自分たちが作ったというふうに心に刷り込まれるです。だから、そこまでやれば、今回は成功なんです。家に帰るでしょ。こういうおいしくできて良かったという話をしたときに、親子の会話というのが始まるわけですね。今度それを作ってみて、これおいしいわみたいな感じになって、それをまた家族が一緒に食うとすごくいい連鎖が始まるような感じがします。
« 味わって、小さく手を叩いてくれるお客さんがいるから、店主もそうですかと言って、その気になるんじゃない | トップページ | 今のガンバ考えますと、ゼ・カルロス、いろんなフォワードの選手が点を取れる。平井も含めて、やっぱりいい材料だと思いますよね »
「ようこそ先輩」カテゴリの記事
- ヨーロッパに行くことによって、暗闇が多くて、そんなに過剰に明るくないし、だけど時々建物がパンと照らされている場所があったりとか、そこで光の素敵な体験をした(2011.12.27)
- 継承して伝承していく、その作業は必要なのかな。それを子供たちに学んでほしいなというようなことは思いました(2011.11.23)
- 相手が笑うことで、僕が嬉しいですから、お互いが楽しむ、お互いが笑える、どちらか片方だけでは駄目だと思うので(2011.11.12)
- 踏み出すかどうするか迷っているときに、ポンと背中を押してくれるのは人の声だったりとか、気持ちだと思うんですね(2011.10.23)
- いいところをつぶさに発表していくだけで、人ってすごくやる気になってくれるんだなあっていうのを、何かその時に(2010.10.05)
この記事へのコメントは終了しました。
« 味わって、小さく手を叩いてくれるお客さんがいるから、店主もそうですかと言って、その気になるんじゃない | トップページ | 今のガンバ考えますと、ゼ・カルロス、いろんなフォワードの選手が点を取れる。平井も含めて、やっぱりいい材料だと思いますよね »
コメント