エコノミックアニマルとして、活躍できる人材は企業に集まったけど、本当の深い教養をもち、本当に外国語がよくできる人がいなかったんですね
2010年3月29日放送 テレビ東京 カンブリア宮殿
1億3000万人のハローワーク 理想の人材スペシャル
不況に勝つ人材はこう作れ!
国際教養大学 学長 中嶋嶺雄さん
本当は大学、特に学部教育で教養と外国語力、すごく力を入れて養成しなければ駄目だ。ところがほとんどの日本の大学はそうなっていないんですね。そうしますと、大学という知的コミュニティでありながら、ある意味で知の鎖国ということを言うんだけど、国際的、世界的広がりを持たないんですよ。特に、企業は今から10年ぐらい前、あるいはバブルの時代は、大学生はどんどん採ると。大学で勉強してきたことなんか、あまり役立たないで、オンザジョブトレーニングで自分たちがやるというふうに考えていましたでしょ。だけど、それが僕は逆に言うと、日本の企業の限界だった。つまり、エコノミックアニマルとして、活躍できる人材は企業に集まったけど、本当の深い教養をもち、本当に外国語がよくできる人がいなかったんですね。だから、大学は本当に教育してほしいというのは、企業はようやく思い始めていると思うんですよね。
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