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最後のアタッキングサードに入ったときに、しばらくの間、一か八かのクロスを放り込むしかなかったという時間帯が長かった気が私はしますよね

09/10 プレミアリーグ 第33節-5

   マンチェスター・ユナイテッド
     -Manchester United-
VS.
       チェルシー
       -Chelsea-

解説:永井洋一さん 実況:野村明弘さん
開催日:2010年4月3日
会場:オールド・トラッフォード/マンチェスター

ドログバ、ガッツポーズ。そしてチェルシーの面々はオールドトラッフォードで抱き合います。大きな大きなこの大一番、チェルシーがものにしました。
中盤の構成の差がちょっと出たかなという感じが私はしましたね。
何を思って握手しましたか、そしてチェルシーのこの面々の表情です。
1対2、アウェイ、チェルシーが勝利を収めています。

チェルシーがシーズンダブル達成という形になりました。チェルシーの方が2ポイントユナイテッドを上回るということですが、まだまだ2ポイントですので、これで決まるわけではないですけれども。
ですけれども、大きなアドバンテージであることには変わりないでしょうね。ユナイテッドの方もよく戦ったんですけれども、マイボールになって、最後のアタッキングサードに入ったときに、しばらくの間、一か八かのクロスを放り込むしかなかったという時間帯が長かった気が私はしますよね。それに対して、チェルシーの方はサイドもあるけれども、ドリブルであったり、パスワークであったりということで、真ん中に割って入ったり、攻撃のバリエーションというのはチェルシーの方が多かったんではないか。その差が、お互いに丁々発止でやり合って、少ないチャンスを活かし合う、そういうゲームの中で、チェルシーの方にチャンスの芽が少し多く出たかなという、そういう印象を持ちましたね。

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