セカンドボールの処理、そういった面では浦項の選手たちの方が勝っていた感じがしますよね、今日のゲームは
AFCチャンピオンズリーグ2010
決勝トーナメント1回戦(ラウンド16) 鹿島アントラーズ×浦項スティーラーズ
【解説】松木安太郎さん 【実況】進藤潤耶さん(テレビ朝日アナウンサー) 【リポート・インタビュー】角澤照治さん(テレビ朝日アナウンサー)
カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズの挑戦は、ここで終わりを迎えました。またもやこの韓国勢の壁を破ることはできませんでした鹿島アントラーズ。ホームカシマスタジアムで戦った決勝トーナメント1回戦、ディフェンディングチャンピオン、浦項スティーラーズが1対0、Jリーグチャンピオン、鹿島アントラーズを破りました。サポーターたちの声援に包まれてきたカシマサッカースタジアム、試合終了とともに静寂に包まれました。
立ち上がりから浦項のやりたいサッカーというもの、逆にアントラーズが普段ですと、きちんとつないでくるところが、なかなか上手くいかなかった。そのまま自分たちのリズムにできずに終わってしまったという感じがしますね。
キャプテンマークを左腕に巻く小笠原、キャプテンとして鹿島アントラーズを引っ張りました。オリベイラ監督も選手たちのもと、サポーターのもとへと向かいます。
浦項の戦い方は、運動量も含めて、激しさ、少ないチャンスをものにしたんですけど、しっかりとした中盤、ディフェンスの厚さと言いますか、そういったものを感じさせましたね。逆に、アントラーズ、普段ですと運動量等も含めていいところがあるんですけど、なかなか彼らのいいところを出し切れなかったというのがこのゲームでしょう。
そのあたりは肉体的なものはあまり考えたくありませんし、選手たちのこのトーナメント、チャンピオンズリーグに賭ける気持ちが、逆に選手たちにもしかしたら硬くしてしまったところもあったのかもしれない、そんな気もします。
運動量的に、ちょっと疲れている選手が多かったのかなと思わせるような動きの面で、セカンドボールの処理、そういった面では浦項の選手たちの方が勝っていた感じがしますよね、今日のゲームは。
去年、同じ決勝トーナメント1回戦で韓国のFCソウルに延長PKの末敗れました。それから1年、この舞台にかけてきました。前半戦最大の山、最も大切なビッグゲームだと話していた鹿島アントラーズ。Jリーグチャンピオンの挑戦は、この決勝トーナメント1回戦、しかも昨年に続く韓国勢、今年は浦項の前に敗れることになりました。
これだけの鹿島の攻撃力という部分では、鹿島のいいところが1点も取れずに残念だったというゲームですけれども、逆に浦項の徹底した守りと言いますか、体を張る、そういったものに今日は屈したなという感じがします。ただ、次がありますから。次に向かって頑張って頑張ってもらいたいと思いますね。
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