らしくなく相手を甘く見たというところがユナイテッドというか、ファーガソンの大失敗だったと思いますけどね
09/10 プレミアリーグ 第38節-1(最終節)
マンチェスター・ユナイテッド
-Manchester United-
VS.
ストークシティ
-Stoke City-
解説:粕谷秀樹さん 実況:金子勝彦さん
開催日:2010年5月9日
会場:オールド・トラットフォード,マンチェスター
4対0、マンチェスター・ユナイテッドが勝利しましたが、チェルシーも勝ちました。4年ぶりの栄冠です。
オールドトラフォードを埋めました7万5769、多くのサポーターにマンチェスター・ユナイテッドのプレイヤーたちが感謝の拍手をささげていました。マンチェスター・ユナイテッドらしい勝利を飾りましたが、チェルシーも立派でしたね。
両チームともにいろいろな問題があったんですけど、ユナイテッドの場合は、直接対決というところで、勝ち点を稼げなかったというのが最終的にこういうことになったのかもしれませんし、チェルシーはビッグ4に全部勝っていますから、勝ち点3ではなくて、大きな試合ではシックスポインターとプレミアリーグではよく使うんですけど、それが勝因だと思いますけどね。
サー・アレックスがどうお考えになっているかわからないんですけど、ユナイテッドの好調のバロメーターというのは、ルーニーとパクとエブラのコンディションが整っているときなんですよ。彼らの運動量が抜群にいいときは、まず負けないですから、にもかかわらず、終盤、ルーニーがちょっと落ちて、前線の活動量がちょっと足りないなという時に、パクまで外したのがわからないですよね。
チャンピオンズリーグを含めて、もうちょっとうまく戦っていれば、チェルシーとは逆に、FAカップではなくて、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの2冠ということも考えられたわけですよ。バルセロナとインテルの逆の山でしたからね。もうちょっとうまくプランニングすれば、こういうふうな終わり方ではなかったと思いますので、らしくなく相手を甘く見たというところがユナイテッドというか、ファーガソンの大失敗だったと思いますけどね。負けたら監督ですよ。2十何年もやっていますから、そんのへんはよくお分かりになっていると思いますよ、サー・アレックスは。
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