ツキというのは将来へ向けては確率論でしかなく、過去に向かっては単なる統計上の揺らぎだと信じています
2010年5月25日放送 NHK総合 爆笑問題のニッポンの教養
ギャンブルの正体
ギャンブル学 谷岡一郎さん
古今東西、いろんな人がツキを手なずけ、コントロールし、自分はついた人間になりたいと思ってきた。それをみんな数学的にも心理的にもいろんな側面から研究し尽くしてきた。早い話が、誰ひとりも成功してなかったわけです。私に言わせれば、ツキの正体というのは、統計上存在する揺らぎ、揺らぎというものがどこで出るか、たまたま起こらない偶然が起こることもいっぱいあるだろうと。個人単位で見れば不思議に見えることも、あとで考えれば、いっぱいあるんだというのが、私のツキの正体だと思っています。ですから、ツキというのは将来へ向けては確率論でしかなく、過去に向かっては単なる統計上の揺らぎだと信じています。いかさまがないならの話です。
« 日本の投資家は商品について勉強するべきだよ。今後10年に大きな投資チャンスが眠っているからね | トップページ | さらなる流動性を供給するために、アメリカのFRBが取ったように、政府債の買い取り、こういったものも必要になってくる可能性もありますね »
「爆笑問題のニッポンの教養」カテゴリの記事
- 常識的なところをいかに枠組みを外して、できないかもしれない予感、怯えというか、どうしても先読みして先を占ってしまう気持ちをいかにぱっとなくすか(2011.11.12)
- 色が本質を表すというか、色によって本質を表わそうというように私たちは思っていますよ(2011.11.07)
- 彼らが、ああいう暇な人たちがいるからこそ中国の社会って安定しているんですよ。逆に彼らが暴れた時というのは危ないんですよ(2011.10.28)
- 言葉でコミニュケーションして動いているロボットができたからと言って、考えるロボットを作りましたとはなかなか言えないですね(2010.10.29)
- 一人になった方が居心地がいいということになるんだけれども、落語の世界って、逆なんで、人と繋がっていなと幸せでない世界なんですよね(2010.10.01)
この記事へのコメントは終了しました。
« 日本の投資家は商品について勉強するべきだよ。今後10年に大きな投資チャンスが眠っているからね | トップページ | さらなる流動性を供給するために、アメリカのFRBが取ったように、政府債の買い取り、こういったものも必要になってくる可能性もありますね »
コメント