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どうして上がれないのか、コンディションなのか、行かないようにメンタルなのか、そこを残りの僅かな期間でやってほしいですよね

2010年6月5日放送 NHK BS1 Jリーグタイム

宮澤ミシェルさん

初戦のカメルーンを想定して、強いコートジボワールと戦えたということは素晴らしい経験になるし、選手たちは体で向こうの身体能力を感じたということで、それは大きなアドバンテージになると思うんですけど、そんな中でも、日本の良さ、特に守備ですよね。中盤で何とか修正しながら守備を連続的にできているというね、決して、これやられているような感じに見えますけれども、そうじゃないと。本当は中盤で取りたいんですけれども、最終ラインのところで反応できている。相手の個に対して、抜けれても、次が出てくる、もうひとつ出てくる、まだ持たれているときに、奪え返せるという、まだ粘ってくるんですけど、そういったときにも2対1を作れて、相手にボールを下げさせたという、こういうことはイングランド戦も通じて、継続的にできているかなという感じはありましたね。
上手く守備を作って、そこからどうやって攻撃に結びつけるか、これはつながりの中で生まれることですから、守備はこう、攻撃はこうではなくて、一つ連動性がみたいですけれども、中盤でまわされて、振り回されるようになっているんですけれども、何とか人数をかけて守って、今、奪うところを探していますよね。相手のミスを誘って、出ていくという、取ったらすぐ近くのものに預けて、そのあとに、例えば、両サイドがサポートして、両サイドバックが上がってくるという形になってくれば、そこで少し自分たちの時間もつくれるし、早くも攻めれるということで、その課題ですよね、ここからね。どうして上がれないのか、コンディションなのか、行かないようにメンタルなのか、そこを残りの僅かな期間でやってほしいですよね。

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