演劇という媒体は、媒体じゃない、行為ですね、これは自分は信じてやるしかないなということですね
2010年7月20日放送 NHK総合 爆笑問題のニッポンの教養
演ずれば通ず 第二幕
演劇 野田秀樹さん
ツイッターって、どういうのか実は知らないけど、そういう世界がどんどん増殖してくれば来るほど、その一番対極にあるもの、対極にあるものというのは、人間のバランスとして消えない、消えなくて、ほしいものだと思う、何かが。そのときに対極の方まで必ず行くと思う。そこは、最後の最後まで、演劇というものが、5年や10年や20年で出てきたものじゃないから、人間が生まれると演じているわけでしょ。そして、火を囲んでは、誰かがおどけて踊ったり、そういう演劇というのは可能性というか、半分本能に近いからね、演じるということは。そこのところでは、演劇という媒体は、媒体じゃない、行為ですね、これは自分は信じてやるしかないなということですね。
« 日本人が本当のもてなし文化を知っているかと聞かれると、非常に不安になる | トップページ | 日本はカギのかかっていない金庫が路上にいっぱい置いてあるような国だから、開けて持って言って何が悪いんだと »
「爆笑問題のニッポンの教養」カテゴリの記事
- 常識的なところをいかに枠組みを外して、できないかもしれない予感、怯えというか、どうしても先読みして先を占ってしまう気持ちをいかにぱっとなくすか(2011.11.12)
- 色が本質を表すというか、色によって本質を表わそうというように私たちは思っていますよ(2011.11.07)
- 彼らが、ああいう暇な人たちがいるからこそ中国の社会って安定しているんですよ。逆に彼らが暴れた時というのは危ないんですよ(2011.10.28)
- 言葉でコミニュケーションして動いているロボットができたからと言って、考えるロボットを作りましたとはなかなか言えないですね(2010.10.29)
- 一人になった方が居心地がいいということになるんだけれども、落語の世界って、逆なんで、人と繋がっていなと幸せでない世界なんですよね(2010.10.01)
この記事へのコメントは終了しました。
« 日本人が本当のもてなし文化を知っているかと聞かれると、非常に不安になる | トップページ | 日本はカギのかかっていない金庫が路上にいっぱい置いてあるような国だから、開けて持って言って何が悪いんだと »
コメント