アメリカについては金利は低下バイアス、その流れで為替市場においては円高圧力がどうしても残ってしまうということになると思います
2010年8月26日放送 テレビ東京 NEWS FINE
RBS証券 チーフエコノミスト 西岡純子さん
現状3カ月を6カ月に延ばすことによって、より期間の長い金利の水準を低くするというのが一つの目的となっています。なぜそのような金利を下げることが必要なのか、円高の流れとどういう関係があるのかということなんですが、ドル円と日米の10年金利の差なんですが、足元の動きをご注目いただきたいんですが、金利差と円高の関係が非常に強くなっているということです。アメリカの金利が下がることによって、円高が加速しているのが現状でございます。ということは、日本の金利を一段と下げれば、この円高圧力も少し緩まるんではないかというのが今、日銀が、およびマーケットが期待していることです。
0.9%まですでに日本の金利は下がってきていますけれども、まだ下げる余地はあるというふうに考えられるのではないでしょうか。
景気は、アメリカについては減速方向にあると思いますので、そうすると、アメリカについては金利は低下バイアス、その流れで為替市場においては円高圧力がどうしても残ってしまうということになると思います。
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