これは普通のKOではなくて、これほどのKOって、あまり世界戦で見れないですからね
2010年9月20日放送 テレビ東京 ダブル世界タイトルマッチ
カード1
WBA世界S.フェザー級タイトルマッチ
チャンピオン 内山高志(ワタナベジム 15戦全勝12KO)
挑戦者 WBA5位 ロイ・ムクリス(インドネシア 27戦23勝18KO2敗2分け)
カード2
WBC世界S.フライ級タイトルマッチ 王座決定戦
WBC1位 河野公平(ワタナベジム 29戦25勝9KO4敗)
WBC2位 トマス・ロハス(メキシコ 47戦33勝23KO1分け1無効試合)
解説:大橋秀行さん
実況:斉藤一也さん、島田弘久さん
最後の最後に、河野、ダウンを奪いました。
男を見せましたね。
だから、ボクシングは何があるかわからないんですよ。
それまでの採点関係ないですから。10秒座ってたら、負けになっちゃう世界なんですから。
ポイントは厳しいと思うんですけど、ただ、魅せましたね。
ポイントでは逃げ切られてしまうんではないか、捌かれてしまうんじゃないか、当然ロハスは最終回は捌いて逃げ切りたかったんでしょうからね。
逃げ切りで、ちょっと油断したところを右フックですね。カウンターになっちゃいましたね。
なんという強さでしょう。内山見事な勝利です。
大丈夫でしょう、効きましたね。右クロスでしたね、やはり。
最後のフィニッシュへ持っていく流れ、どうでしょう。
ほんま基本通りという感じで、今日は横綱相撲を見せてもらった感じですね。
ムクリスも途中から、今のラウンドもパンチが当たっていましたからね。
だんだんいいペースになってきたので、さすが内山チャンピオンですよね。ちょっとまずいなという展開でも、一気に勝負をかけてきましたから、やはりすごいチャンピオンになる、本当にこれから大チャンピオンになる始まりですよね。
これで内山はタイトル獲得から3連続ノックアウト勝利、TKOを含めて3連続勝利。タイトル獲得から3連続KOというのは、日本の世界チャンピオン、史上初なんです。
ただ、これは普通のKOではなくて、これほどのKOって、あまり世界戦で見れないですからね。
チャレンジャーのムクリスが起き上がれません。中盤から4ラウンド以降、チャンピオン内山を捕えるようなパンチ、この前の初防衛戦ではほとんど打たれなかった内山を捕えるようなパンチがあったチャレンジャーのムクリスですが、しかし、この第5ラウンド、チャンピオン内山、右をしっかりヒットさせた後、一気に休まずに仕留めました。見事なKO勝利です。
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