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先月23日に発表されましたアメリカ商務省のデータによりますと、第2四半期のホテル、航空を含むアメリカ旅行業界の関連支出は、前期比、年率換算で3%増となりました

2010年10月6日放送 テレビ東京 Newsモーニングサテライト

米国みずほ証券 兼松渉さん

先月23日に発表されましたアメリカ商務省のデータによりますと、第2四半期のホテル、航空を含むアメリカ旅行業界の関連支出は、前期比、年率換算で3%増となりました。アメリカのGDP成長率が1.7%増であるということを考えると、これは非常に大きな伸びということになります。アメリカ国内では旅行者や出張者が増え、またドル安効果で、海外からの旅行者が増えていることも背景にあります。
景気回復に先駆けての動きだと考えています。増加の一つの要因としまして、アメリカ企業の業績の回復、そしてそれに伴った出張からの需要の増加が上げられます。これまでコスト削減に追われていた企業からの需要が回復したことを受けて、航空会社は稼働率を高め、対応に追われています。実際、昨日4日にコンチネンタル航空が発表しました9月の利用者数は前年同期比3.1%となりました。さらに、航空運賃の引き上げを受けまして、旅客単価は20%増となりました。航空業界でM&A活動が活発なのも、こうした景気回復をにらんだ動きであると考えています。先月はユナイテッド航空とコンチネンタル航空の合併や、またサウスウェスト航空によりますエアトランの買収などが報じられました。この機会にネットワークを拡大し、また価格競争力をつけるのが狙いだと言われています。
航空会社各社の株価も堅調ではあるんですが、現在はホテル業界に注目しています。大手ホテルチェーンやクルーズ会社の株価から構成されるS&Pのホテル指数ですが、この3カ月30%以上上昇している上に、S&P500指数に先行して上昇していることがわかります。旅行業界の回復から恩恵を受ける銘柄として、ラスベガスやマカオでホテルやカジノを運営するウィンリゾーツやホテル大手のマリオットインターナショナルに注目しています。ウィンリゾーツは米国市場における旅行業界の回復、そして世界最大のカジノ市場、マカオの成長の恩恵を受ける銘柄の一つと考えています。またマリオットは全世界でホテルを運営しています。

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