日本株のほうにちょっと転機が訪れるかもしれない
2010年10月29日放送 テレビ東京 NEWS FINE
岡三証券 理事 永見和彦さん
FOMCでどういう金融緩和になるかというのが、マーケットの期待通りか、それ以上か、それ以下かといろんな場面があると思うんですけれども、ほぼ想定通り、もしくはそれより緩和度が強いという仮定でいきますと、おそらくニューヨークダウは織り込み済みということで、一旦はもみ合いになってくる可能性があると思います。長期金利は、インフレ期待が強まりますので、上昇が続く可能性が強いというふうに見ています。ドルの方なんですけれども、金融緩和でドル安が続いていたわけですけれども、一旦戻る、安くなるのが止まる可能性があるのではないか、材料出尽くしでですね、というように見ております。リスク資産投資のほうも、新興国株、通貨というところも一旦調整、様子見になる可能性があるんではないかというように思っています。で、ドル高になれば、メリットが出てくるのが日経平均、日本株ではないかというように思っています。ですから、日本株のほうにちょっと転機が訪れるかもしれないと。ちょうど4-6月決算の発表というのも一巡してきますので、日本株のほうがちょっと動きやすくなるのかなというような感じで考えております。
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