そういうスペイン気質をスペインの中で一番色濃く持っているエリアの地域ですから、こういうイタリアンな勝ち方というのは、僕はそんなに楽観できないと思います
◆UEFA Europa League10/11 グループステージ第2節
対戦:ドルトムント(H) セビージャ (A)
ゲスト/実況:金子達仁さん/加藤暁さん
悔やまれますね。ただ、悔やまれる試合ではあるんですけれども、強さを実感できた試合でもあると思うんですよ。セビージャ相手にこれだけ押し込めるんですもん、10人で。
相当な圧力をかけて。
終わった瞬間、セビージャの選手も根尽き果てて、座り込んでいる選手が何人かいましたね。
一方、サポーターはこの4人にブーイングです。
ドイツにしては珍しくモノが飛んでいますね。スペインだと当たり前ですけど。
サポーターに選手も拍手していますよね。半ば儀式化しちゃっているチームもあると思うんですが、ドルトムントの選手たち、今日のこの拍手って、本当にありがとうだと思うんですよ。苦しい時間帯、切れかけた時間帯、少なくともロスタイムまでなんとか繋ぎとめたのはゴール裏ファンの力ですよね。
今日の試合に関していうと、内容は完敗なわけですよ。喜べない選手、いるでしょうね。イタリア人と違い、結果だけではなく内容にもこだわってきたからこそスペインなわけじゃないですか。そういうスペイン気質をスペインの中で一番色濃く持っているエリアの地域ですから、こういうイタリアンな勝ち方というのは、僕はそんなに楽観できないと思います。
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