ウィキリークスは新しいタイプのジャーナリズムというより情報を入手するための仲介役だと考えています
2010年11月4日放送 NHK総合 クローズアップ現代 機密告発サイト ウィキリークスの衝撃
アメリカン・ジャーナリズム・レビュー副社長 レム・リーダーさん
生の情報やデータが手に入るのは、新しいデジタル時代の象徴です。しかし、この時代でも、情報を把握し、解釈するという報道機関の伝統的な役割に変わりはありません。確かに生の情報にアクセスできることは素晴らしいことですが、イラク戦争に関する40万点の資料を読みたいという人はそう多くないはずです。経験あるジャーナリストでなければ、これだけの情報を読み解くことはできません。ウィキリークスは新しいタイプのジャーナリズムというより情報を入手するための仲介役だと考えています。
確証はありませんが、ウィキリークス単独でこのままやっていけるのかというと、それは非常に難しいと思います。一時期の現象で終わるのか、長期的に存続するのか、まだ予測は付きません。
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