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前節とメンバーは変わっていますから、前半はファイトしていました。しかし、後半2点リードだったがために、守るのと攻撃に行くのとチームとして一つになれなかった

10/11 プレミアリーグ 第37節-4  

ウィガン・アスレティック
-Wigan Athletic-
VS.
ウェストハム・ユナイテッド
-West Ham United-

解説:渡邉一平さん 実況:野村明弘さん
開催日:2011年5月15日(現地)
会場:JJBスタジアム, ウィガン

ウェストハムは降格させるにはもったいないチームでしたね。
もちろん代表であったりだとか、メンバーをみたらこの順位にいるようなチームではないと思いますね。しかし、怪我であったりだとか、波に乗れなかったというのもあると思いますし、後ろの選手、今日のゲームなんかをみていても、守備のところの意識のところで簡単にミスをしてしまう。そのミスが直結してしまうわけですね、失点に。なおかつそれがゲームを左右してしまう。見ていて、今日のゲーム、特に後半は今シーズンを表した、今のウェストハムだったのかなという感じがしますね。
今日は2点をリードして、いけるんではないかという思いがありましたけれども。
前半の戦い方をみていると、効率のいい、3本で2点取るようなサッカー、アウェイですけれども、ゲームプラン通りの戦いだったと思うんですよね。
今日は前節から5枚代えてきて、これがハマったかなというふうにも思いましたけれども、ただ、そのあとウィガンが後半、選手交代してから一気に最終的には逆転まで持っていきましたね。
ポジションを変えたりとかあったので、グラントがハーフタイム、後半に向けて選手にどういったゲームプランを伝えたのか、細かいところのポジションチェンジだったり、気にはなりますけれども、交代であったりだとか、ちょっと疑問も残りましたよね、グラント采配。
一時期はグラントを解任して他の監督をと言われた時期もありましたけれども、最終的には彼続投でいこうということに決めまして、一時期は盛り返したんですけどね。
もちろん成績が出ないというのは監督のせいにされる、もちろんそうですけれども、そこだけではないと思うんですよね。サポートをするスタッフであったりだとか、選手側の問題であったりだとか、けがというのもかなり影響はしているとは思うんですけれども、今日のゲームをみる限りでは、前節とメンバーは変わっていますから、前半はファイトしていました。しかし、後半2点リードだったがために、守るのと攻撃に行くのとチームとして一つになれなかった。そこではないでしょうかね。

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