国民的に本当にあれがどこまでできるのか、7万円が本当に可能なのかどうなのか、いろんな人たちからヒヤリングをして、もっと世論を喚起して、それに向けた準備をやるべきだと思うんですね
2011年10月29日(土)週刊 ニュース深読み「どうなるの?わたしたちの“年金”」
NHK解説委員…竹田忠さん
なんで今、こんなことを議論しなければいけないのか。もともとそういうことのために抜本改正が必要だということで、民主党はマニュフェストで年金を今の厚生年金、国民年金、共済年金と分かれているのをひとつにしますと。そして7万円の最低保障年金を作って、所得併用年金をそれに合わせて、全く新しい年金制度を作るんですよと言って政権交代になったんです。ですから、きちっと今、国民的に本当にあれがどこまでできるのか、7万円が本当に可能なのかどうなのか、いろんな人たちからヒヤリングをして、もっと世論を喚起して、それに向けた準備をやるべきだと思うんですね。
今の制度をまず修正していきましょう。改善していきましょう。これの向こうに年金制度の抜本改正ということをマニュフェストに掲げて政権交代がなったわけです。期待している人がたくさんいるんだけど、全然そこの議論が進んでいない。与野党協議というのをやろうとしたけど、当然野党は乗ってきません。かつて民主党も野党の時に同じことをしましたから。ですから、与野党協議が進まないからといって、ギリギリと詰めていくという議論をやらなくていいというとそうではなくて、民主党だけでもどこまで可能なのか具体論を詰めて行くべきだと思いますね。
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