製造装置というのは今まであまり注目されることはなかったんですが、そういったところの需要が伸びてきているということが言えます

2011年10月27日(木)Ｍプラス　Ｅｘｐｒｅｓｓ

大澤充周さん（いちよし経済研究所）

リチウムイオン電池は今普及が進んでいる太陽光発電の電池を貯めておくとか、使用量をならすためにピークスフとというのがあって、そういったところをやっていくところで増える。特に今後数が増えて価格が低下するとか、補助制度とかが進めば普及が進むかというふうにみております。

いわゆるリチウムイオン電池そのものを作る電池メーカーというところは半導体、液晶とかと同じようにだいぶ苦戦を強いられている、韓国メーカーあるいは中国メーカーに追い上げられていると。これまで電池材料が日本メーカー非常に優位性が高いと言われてましたけれども、一部では海外メーカーが伸ばしてきている、たとえばＬＧとかがそうですが、なっているというところで、一方、製造装置というのは今まであまり注目されることはなかったんですが、そういったところの需要が伸びてきているということが言えます。
車ということから言うと、当然安全性がより求められますし、生産の中心が韓国から中国と、中国も人件費が上がっていますので、自動化していかなければいけないというようなところがポイントかと思います。