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震災があるから日本が構造的に駄目なんだという議論にはならないだろうと思います。もっというと、大阪がここまで駄目なので、大阪都構想というのは当然のことながら出てきたんだろうというふうに思います

2011年11月30日(水)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタルマネジメント 堀古英司さん

ヒット商品を見るのは株価の動きを見るのが一番手っ取り早いんですね。まず一つ目に挙げたいのがロボット掃除機のルンバです。2002年に初めて発売されて、そこから何回も改良を重ねてきて、最新機種の大ヒットもありまして、ここ2年半で株価4倍以上になってきています。これはアイロボットという会社ですね。
今年、年末商戦のトレンドとして、高級ブランドの低価格化というのがあるんですけれども、その中でケイトスペイドというブランドが、だいたい300ドル前後のバッグを販売して、これが結構人気商品です。これの親会社、リズ・クレイボーン、最近大胆なリストラを発表しまして株価も上昇しております。
ソーダストリーム・インターナショナルといった会社ですけれども、これは自宅で自らソーダなどの炭酸飲料を作れる機会を販売しております。日本でも10月から購入可能になっているそうです。株価に関しては、一方で夏にかなり上昇して、今は一相場やった後という感じになっています。

日本では破たん法適用申請というと終わりというイメージが強いと思いますけれども、アメリカでは前向きに受け止められることが多いんですね。特に航空業界はそうです。ここ10年で、数々の大手航空会社の親会社は破たんに追いやられていますけれども、そのすべてがその子会社の航空会社は運航を続けております。
組合とか巨額の負債とか破産法のもとで整理しないと解決しない問題が多いんですね。一旦そういうものが整理されて戻ってくると、今度は競争上有利になりますので、他の航空会社が不利になって破たんに追いやられると、こういう循環がこの業界では繰り返されているということもありますし、かなり織り込まれてきたということもありますので、あまりこれはマーケットに対する影響はないとみています。もっとも重要な点だと思いますけれども、みなさんのアメリカン航空のマイレージも保護されると思います。

JPモルガン証券 北野一さん

震災の影響が問題だったら、大阪は全国と同じような動きをしてもおかしくないんですけれども、大阪も兵庫県と変わらないということはむしろ震災というよりも関西経済の地盤沈下という文脈でこの議論をした方がいいんではないかなと思うんですね。
今の日本株と世界の株のギャップも震災が一番の理由ではないかもしれないということですね。
それ以外の要因というものを考えた方がいい。したがって、震災があるから日本が構造的に駄目なんだという議論にはならないだろうと思います。もっというと、大阪がここまで駄目なので、大阪都構想というのは当然のことながら出てきたんだろうというふうに思います。
第3次補正予算も使うべきところを理由が違うと勘違いしてしまうかもしれない。
要因分析をしっかりした方がいいと思いますね。

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