ボールを持っている人が相手を交わして、ボールがない人が前向きに動けるようなシーンを作りたかったんですが、それも上手く出来なかった
2011年11月15日(火)2014FIFAワールドカップ アジア3次予選「日本×北朝鮮」
【解説】山本昌邦さん,【アナウンサー】内山俊哉さん
~北朝鮮・キム イルソン スタジアムから中継~
この1対0の敗戦、どう受け止めるべきでしょうか。
立ち上がり、素晴らしい勢いで北朝鮮が入ってきたときに、あのプレッシャーの中でボールのない人がフリーになることができなかった。そうなるとボールを持っている人が相手を交わして、ボールがない人が前向きに動けるようなシーンを作りたかったんですが、それも上手く出来なかった。そういうあたりではないかと思うんですよね。中盤でボールを回してゲームを組み立てるのが日本のスタイルだと思うんですけど、その良さが出せなかった。その要因はそういうところだったと思います。
ザッケローニ監督が試合の途中でフォーメーションも変えて、そもそも今日の試合はほとんど出場していた遠藤、中心選手を外しての試合でした。この試合の教訓、挙げるとするとどんなところがあるんでしょうか。
小さなプレーの競り合いの差であったり、ちょっとしたファウルによってフリーキックでピンチを迎えてしまったり、そんなちっちゃなプレーの差が大きな勝敗の差につながっていくという怖さを知ったことがこのゲームでの価値だと思いますので、全体の選手層が上がっていかないといけないと思いますから、それを感じた選手たちがさらに成長して、全体の層もレベルも上がっていくということにつながればいいんじゃないかと思いますね。
まだアジアでやらなければいけないことが残されていることがこの1対0の敗戦でかみしめているのではないでしょうか。
« 父は職人なんで、口で教えるということは全くなかったですけれども、動きを見て覚えなさいっと言われたので、動きを全部数値化していって、ストップウォッチで測ったりとか秒数測ったりとかして、数値化していって覚えて行ったと | トップページ | ヨーロッパの問題については目の前にイタリアの問題、ESFSの問題、そして資本増強の問題、課題山積みとみていた方がいいですね »
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