外国人投資家から見ると日本株のドルベースでみても戻りが鈍いなということを意識させられてしまいますので、その面では外国人投資家が見方を変える、そんな可能性を示しているチャートだということは意識しておいた方がいいと思います
2011年11月7日(月)マーケットストリート ラップトゥデイ
経済解説部 齋藤敏之さん
円売り介入というのがありましたけれども、これは実際は円ベースでもそうだったんですけれども、結局ドル高になってしまいますので、ドルベースでみた日経平均にとってはただ円安になっただけで終わってしまったということで、株式市場にとっては何もいい効果はなかったんですが、レベルとしては去年の安値102ドルという水準でした。ギリシャショックということで揉んだ水準なんですよね。その前の年105ドルという水準があったんですけれども、ちょうど今安値に接近していますよね。102ドルというところにあと10ドルぐらいしかないということになりますと、サポートラインとして意識されていた水準を仮に下回ってくるようなことがありますと、外国人投資家から見ると日本株のドルベースでみても戻りが鈍いなということを意識させられてしまいますので、その面では外国人投資家が見方を変える、そんな可能性を示しているチャートだということは意識しておいた方がいいと思います。
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