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要するに17カ国が危機が訪れた国に対しては17カ国の国民の税金でその不足を保証するということを最終的にはやらないとこの問題は解決しないと思います

2011年12月13日(火)Newsモーニングサテライト

ホリコ・キャピタリマネジメント 堀古英司さん

EU首脳会議の評価は30点か、それよりももうちょっと低いくらいだと思いますけれども、要するに財政の問題だと、その規律が必要だと謳ったのは一定の前進はあったと思いますけれども、ヨーロッパの問題はそもそも通貨は統一する一方で、財政は統一してないと。ここは構造的におかしいと初めから分かっているわけですから、財政統一が満たされないと今回の問題は解決されないと思いますね。
今、中央銀行、流動性供給を積極的にやっていますので、年内にどうということはないと思いますけれども、来年前半のどこかで、ヨーロッパの銀行の資金不足が起こって、ショックが起こるんではないかと思います。アメリカの場合もやっとリーマンショックが起こって、公的資金注入と渋々財政を持ち出すことを決定したわけですけれども、ヨーロッパも今までずっと問題の先送りを続けていますが、そういうショックがきっかけにならないとなかなか動きにくいんではないかと思います。結局はこの危機を抑えられるのはただ一つであって、通貨を統一した以上は財政も統一して、要するに17カ国が危機が訪れた国に対しては17カ国の国民の税金でその不足を保証するということを最終的にはやらないとこの問題は解決しないと思います。まだ安定資金、ESM何1000億ユーロが上限と言っている間はまだ解決しないと思います。

FOMCの政策に変化はないと思います。最近好調な経済指標が相次いでいますけれども、それによって現在の景気認識に関して楽観的な記述になることがあると思います。それから将来の金融政策に関して、何らかの指針が示される可能性があります。これは前回のFOMCの議事録の中で、将来の金融政策の指針を示すことについて議論がなされているんですね。すぐに示されるかどうかわかりませんけれども、夏以降、いわゆる第3弾の量的緩和、QE3がかなり高まりましたけれども、一方、最近景気指標が良くなってきているということで、少しこれに変化が見られる可能性があると思います。その辺に注目したいと思います。

ファンネックス・アセットマネジメント 肖敏捷さん

穏成長が達成できるか、一番の不安要素は不動産ですね。つまり不動産に対する引き締めが、銀行融資、あるいはマネーサプライを見ていくと目標としては16%台ですが、足元では12,3%台に落ちてきていますので、おそらくこのままで引き締め続けていけば、不動産セクターがどこまで持つか。
来年はこれ以上の引き締めはないと思います。もう目標を達成していますから。来年の世界経済の環境と中国の不動産セクターの状況に応じて調整していくと思います。

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