かなり個人的な感触なんですけれども、2002年末の日本と現在の欧州の状況というのは非常に似ているような感じがしてならないんですね
2011年12月30日(金)マーケットストリート ラップトゥデイ
立花証券 執行役員 平野憲一さん
かなり個人的な感触なんですけれども、2002年末の日本と現在の欧州の状況というのは非常に似ているような感じがしてならないんですね。2002年末というのは10月に金融再生プログラムが出まして、日本の金融システムが崩壊すると。そして銀行の株券はみんな紙くずになるということで大変な状況でした。にもかかわらず、現在の欧州の銀行のように、日本の銀行は公的資金から逃げまくっておりました。翌2003年5月になって、りそなに公的資金が投入されて、相場全体がそこで完全に落ち着いて、株価は7月に底値なんですけれども、10月にかけて半年間の上昇パターンに入ったと、こういう形ですね。
期待を込めて、4月のところで大量な公的資金がヨーロッパに投入されて、反転というような見方をしております。
« 気付いたら値上がり銘柄数の方が東証1部全体でも大きくなったという動きがありましたね | トップページ | なんという強さだ。なんという凄さだ。この強さ、世界の内山です。余裕の表情。なんですか、あのパンチは »
「ラップトゥデイ」カテゴリの記事
- 日経平均との連動性を強めていけば、ウォン円がウォン高円安の流れである限りは、再び戻り基調をやっぱり強めていくと思っています(2013.07.02)
- 中国経済、今後不透明感があるというところが下落率に反映していると思うんですが、金融の下落が目立ってきたと、それでも5番目なんですよね(2013.06.25)
- 中国は基本的に人を信用しないので、信用創造がありませんから、現金取引が基本ですので、同じような状況にはならない(2013.06.24)
- 実は先週、個人が大量に買っているんですよ。1万3500円ぐらい、週初に急反発したときに買っているんではないかなと。そのへんでの戻り売りというのはかなり厚いとなると、トントントンと戻っていくわけではないと(2013.06.21)
- 信用倍率が6.6倍という状態になっていまして、かつて6倍を超えるというのが、2000年4月以来の高水準なんですけれども、ITバブル崩壊以来の水準(2013.06.17)
この記事へのコメントは終了しました。
« 気付いたら値上がり銘柄数の方が東証1部全体でも大きくなったという動きがありましたね | トップページ | なんという強さだ。なんという凄さだ。この強さ、世界の内山です。余裕の表情。なんですか、あのパンチは »
コメント