配当利回りとかバリュー側の銘柄ですよね、こういう銘柄に最後テーマが向かえばいいなというところがありますよね

2011年12月26日（月）マーケットストリート　ラップトゥデイ

経済解説部　岡村友哉さん

この時期に買い手になるとしたら、国内の投資家かと思うんですよね。例えば、現在ＴＯＰＩＸが9月末に比べて、761ポイントだったんですけれども、だいたい5％ほど下落していると。そうなりますとＴＯＰＩＸをベンチマークにしている年金系、よくあるところでＧＰＩＦというところですよね、こういうところが日本株のウェイトを維持するために買うというような動き、これまでもよくありましたけれども、想定される、これが12月末にドレッシング買いが入っていると言われるようなものかもしれないというところで、このあたりに一つ期待と。もうひとつが今月29日木曜日、大和で投資信託の設定がありまして、この投資信託にどれだけ資金が集まるかというのが注目なんですけれども、前回272億円集めた。その中でこの薄商いということで、これに100億とか集まれば、意外にマーケットに効いてくるんではないかと。配当利回りとかバリュー側の銘柄ですよね、こういう銘柄に最後テーマが向かえばいいなというところがありますよね。