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長く険しい民主化の道を歩んできたトルコが辿り着いたモダンイスラムという国家、近隣諸国が政治的に安定し、経済的に強くなって共存共栄できることこそが自分たちの利益につながるというトルコの外交姿勢

2011年12月 7日(水)クローズアップ現代「激動・中東はどこへ(3)トルコ モダンイスラムの挑戦」
 
トルコ首相首席補佐官…イブラヒム・カルンさん,【キャスター】国谷裕子さん

すべては東西冷戦の終結で一変しました。全く新しい地政学的な見方が生まれてきました。これはたまたまなのですが、トルコは世界の異なる勢力や異なる潮流が交わる交差点に位置していました。トルコの地図を見れば、ヨーロッパ、アジア、アフリカという巨大な大陸の合流点となっているのがわかります。世界情勢やグローバルシステムのすべての重要課題がこの場所で繋がっていおり、それらに応じてトルコは変わらざるを得なかったのです。トルコからすれば、他の国々との関係を拒んだり、他の文化や文明の豊かさに目をつぶるべき理由は何もありません。なぜならば、私たちは歴史的にずっとさまざまの国の文化、伝統を吸収しながらアイデンティティを築いてきたからです。それは美しいタペストリー、さまざまな色や線が混ざり合うトルコモザイクに例えられます。もしこれが単に一つの色、一つの線だけだったら、とても弱くて、偏ったものになってしまいます。あらゆる色や線を取り込むことで、初めてものの見方や精神までもがたがいに響き合う素晴らしいモザイク模様が生まれるのです。この豊かさを分かち合おうではありませんか。

長く険しい民主化の道を歩んできたトルコが辿り着いたモダンイスラムという国家、近隣諸国が政治的に安定し、経済的に強くなって共存共栄できることこそが自分たちの利益につながるというトルコの外交姿勢。多様な価値観を認めることが何より大切だと語るカルン首席補佐官の自信に満ちた表情が印象的でした。

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