今日みたいな難しいゲームを、何でもないクリシーのクリアボール、あそこに落ちる。何も仕事ができなかったバロテッリが仕事をしてしまう
11/12 イングランド プレミアリーグ 第22節-3
マンチェスター・シティ
-Manchester City-
VS.
トッテナム・ホットスパー
-Tottenham Hotspur-
解説:渡邉一平さん 実況:西岡明彦さん
開催日:2012年1月22日(現地)
会場:エティハド・スタジアム, マンチェスター
3-2
デフォーには終盤、決定機がありました。そのあとのPK獲得。大きな勝ち点3を取りましたマンチェスターシティ。
特に後半45分は流れも含めて、めまぐるしく激しい攻防でしたね。あっという間の45分でした。
勝敗の分かれ目はどこにあったでしょうか。
見る限りではほんのわずかなところだと思うんですけど、僕は運だと思います。もちろん優勝するには実力であったり経験、すごく大切なものはたくさんあるんですけれども、少しでも運というのをどれだけ引き寄せることができるか、今日みたいな難しいゲームを、何でもないクリシーのクリアボール、あそこに落ちる。何も仕事ができなかったバロテッリが仕事をしてしまうということが、前節のウィガン戦もそうでしたけれど、よくない内容であったり、その時間帯に失点をしないことであったりだとか、セットプレーで点が取れるというのはすごく必要な要素だと思うんですよね。難しい試合だったと思います、両ベンチワークも含めて。
シティからしますと、2対0からあっという間に追い付かれて、ちょっと嫌な流れでしたよね。
嫌な流れの中で、なおかつディフェンスラインがバタバタしていたんですよ。そこをつけいる隙があったにもかかわらず、スパーズも突けなかったというのもありますし、デフォーのシュートが決まっていれば、あれで終わっていたでしょうね。
2対2同点に追い付いて、ベイルからデフォー、あと流し込むだけという状況でしたけれども、足がつっていたデフォーからするとちょっと大変なラストパスだったと。
決めなければいけないと思うんですけどね。
そのあたりは勝負の分かれ目となってしまったんでしょうか。
« 一旦は直線に向くところで横一線、外から抜けかけたナカヤマナイトを力が違うと言わんばかりにあっさり交わし去って突き放したルーラーシップ圧勝でした | トップページ | 彼の方針であるから仕方がないんですけれども、その結果、他のチームとの差がどんどん広がってきて、スパーズとかに抜かれてしまったという感じがするんですけどね »
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« 一旦は直線に向くところで横一線、外から抜けかけたナカヤマナイトを力が違うと言わんばかりにあっさり交わし去って突き放したルーラーシップ圧勝でした | トップページ | 彼の方針であるから仕方がないんですけれども、その結果、他のチームとの差がどんどん広がってきて、スパーズとかに抜かれてしまったという感じがするんですけどね »
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