でもやろうとしていることは彼の場合は常に明らかなので、そのへんをちゃんと分析してくれるようなイングランド人のメディアがいるといいんですけどね。ちょっと外国の人には意地悪ですよ

11/12 イングランド プレミアリーグ 第20節-1 　

ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
-Wolverhampton Wanderers-
VS.
チェルシー
-Chelsea-

解説：粕谷秀樹さん　実況：倉敷保雄さん
開催日：2012年1月2日(現地)
会場：モリニュー・スタジアム, ウォルヴァーハンプトン

1-2
ウルヴズファンにとっては悔しい、かませ犬みたいな結果になっちゃいましたけれども、チェルシーファンにとっては幸せなゲームだったのではないかというふうに思います。これでヴィラスボアスのチームはどのくらいファンやメディアから評価されますかね。
クリーンシートではなかったというところはまた突っ込まれると思いますし、相変わらずマイボールになった時の全体的なサポート、フォローアップというのが遅いですし、少ないですからね。そのへんは突っ込まれると思いますけども、ましてヴィラスボアス、若いので批判の対象にもなりがちなんですよね。でもやろうとしていることは彼の場合は常に明らかなので、そのへんをちゃんと分析してくれるようなイングランド人のメディアがいるといいんですけどね。ちょっと外国の人には意地悪ですよ。
たぶん見出しはランパードさすがというふうになっちゃうんでしょうね。それはそれでランパードの価値が上がるというのはいいと思うんですけれども、そこまで行きつくまでの形のいろんなものというのは報道してほしいな。
前半のラフプレーは見逃せないし、あれは下手をすれば一発レッドですよ。
この対戦というのは本当に引き分けがないんですね。
ウルヴズがホームだったので、引き分けがないと聞いた時に、ウルヴズかいと思いましたけどね。

さすがに後半ちゃんと気持ちを変えて、セカンドハーフはいいゲームを見せたという両チームでしたね。
特にチェルシーはちょっと前までだったら、追いつかれた時点では今日は引き分けかなという感じでしたけれども、最後決してあきらめずに決勝ゴールを狙いにいきましたから。トーレスのゴールだったら、もっと勢いに乗ったと思いますけど、ここのところ勝ち点3が取れていなかったので、年末年始の過密日程を3ポイントで終わったのは大きいんじゃないですか。