雇用統計が思わぬネガティブサプライズという、マクロのサプライズでいったん調整するという可能性はあるのかなというふうに考えています
2012年2月3日(金)マーケットストリート ラップトゥデイ
SMBC日興証券 チーフストラテジスト 阪上亮太さん
米株と特に期待インフレ率ですね、債券市場で織り込まれている価格上昇期待ですが、通常似た動きをするんですけれども、足元で米株が先走っている感というのが強いという感じです。商品市況と比べても、こういう傾向がございまして、アメリカ中心に一度速度調整というのが起こる可能性があるというふうに考えています。
早ければ、今週末の雇用統計ではないかと思いますね。今、マクロ予想の目線が相当に上がっているということがございまして、今週出てきたISM製造業にしましても、実績は結構良かったわけですが、あれでもコンセンサスに届いていないんですね。それぐらいコンセンサスの目線が上がってきていますので、雇用統計が思わぬネガティブサプライズという、マクロのサプライズでいったん調整するという可能性はあるのかなというふうに考えています。
あるとしても5%程度の調整かなというふうに考えています。
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