終盤になって、逆にアーセナルが泥臭く逆転しましたね。もしかしたら、サンダーランドがそう形で逃げ切るかもしれないという内容をアーセナルの方が演じたという、そんな印象ですけどね
11/12 イングランド プレミアリーグ 第25節-3
サンダーランド
-Sunderland-
VS.
アーセナル
-Arsenal-
解説:永井洋一さん 実況:八塚浩さん
開催日:2012年2月11日(現地)
会場:スタジアム・オブ・ライト, サンダーランド
1-2
サンダーランドは非常に良い守備をして、狙い通りの得点を取って、ほぼゲームプラン通りに行くかに見えたんですけどね。この一人の才能によって全部台無しにされましたね。
アルシャヴィンもいいボールを上げましたね。
ただ、アンリの位置取りと難しい体勢ながらうまくボールに当ててゴールに運ぶプレーというのは本当に見事だったと思います。
アーセナルが攻めて、サンダーランドが堅く守ってという中で、何が起きるかと。もしサンダーランドの守備が上手くいけば、逃げ切るか、少ないチャンスを生かしてカウンターからゴールを挙げて、もしかしたらということもあるかもしれない。そういう中で進んで、まさにその通りになって、その通りに終わりそうになたんだけれども、終盤になって、逆にアーセナルが泥臭く逆転しましたね。もしかしたら、サンダーランドがそう形で逃げ切るかもしれないという内容をアーセナルの方が演じたという、そんな印象ですけどね。
それぞれが自分たちが得意なゲームの進め方というのを前面に押し出して、全くそれは好対照ではあったんですけれども、それぞれがそれを貫き通したということで、どっちが貫き通せるかということで、あわやサンダーランドが貫き通すかと思ったところで、アーセナルが采配の妙もあった、そこで技術と戦術眼とタイミングの良さというのを上手く最後の瞬間に活かして踏みとどまったという感じですね。どちらかというと、ピンチの部分も含めてアーセナルの方は砕氷を踏む思い、そんな感じだったと思いますけどね。
マーティン・オニールの進め方としては、前半0-0で、後半点を取った。理想的な形だったと思うんですがね。
ガードナーの2本のシュートというのはあわや得点でしたから、そういう意味で言うと、両方ともセットプレーがらみでしたよね。がっちり守って、速攻を仕掛けて、相手が慌ててクリアし損ねたプレーのセットプレー、それを集中力を生かして得点、その狙いがちょっとというところまで行ったんですけどね。
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