結果的に日本に3000億円ほどの資金流出要因になるんではないかというような懸念
2012年5月29日(火)ラップトゥデイ
経済解説部 岡村友哉さん
昨日についてはメリルリンチ日本証券がTOPIX先物を5700枚以上、金額にして400億円近い額なんですけれども、売ったというような動きがあって、日本に大きな売りが来るネタとしましては、6月20日前後に日本で話題になりそうなのが、MSCIの先進国指数に韓国が入って、日本がその分ウェイトが落ちてしまって、結果的に日本に3000億円ほどの資金流出要因になるんではないかというような懸念があって、それがまず頭に置いておかないといけない話題かなというところ、昨日のメリルリンチの売りから出てきたというところがありますし、MSCIで関連するところでいいますと、先日定期銘柄入れ替えがありまして、それに伴ったパッシブファンドの銘柄入れ替えによる需給の発生、それが今週木曜日、5月31日の大引けという形になりますので、このあたりも注意しなければいけないところでもあるんですよね。
トータルでみると、300億円流出と試算されているんですよね。3月31日の大引けのところで、こういったインパクトが発生する可能性があると。
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